先週の土曜日に、ロスアンジェルス郡美術館(LACMA)にツタンカーメン展を観に行ってきました。26年ぶりにツタンカーメンがアメリカの美術館に戻ってきたので、フィーバーとなっていて、チケット発売も1週間単位に制限され、先1週間のチケット販売状況がwebに公開されたかと思うと週末のチケットは完売、という状況が続いていました。そして、22日(土)はセザンヌとピサロのLACMAメンバー限定展示会に行くことになったので、これは同じ日にツタンカーメンも観たい! と思い、22日夜8時のチケットを購入♪(Webで調べた時には既に朝8時と夜8時のチケットしか残っていなかったのです。でも、完売していなかったので良かった。)とにかく見ごたえのある展示会でした。2週間前の週末に、「チケットが1枚余ってるけど一緒に行かない?」と誘ってくれた同僚が、ヘッドフォン無しで解説を全部読んで廻ったら2時間かかった。と言っていたのですが、私たちは解説付きのヘッドフォンを借りても2時間ちょっとかかりました。
ツタンカーメンが埋葬される時には4つの内臓(胃、肝臓、肺と腸)が別々のお棺に入れられ、その内の肝臓が入っていたお棺が展示されていました。また、展示会場最後の部屋には、CGを使って発掘された頭蓋骨からツタンカーメンの顔が復元されていました。目がパッチリし、鼻筋の通った綺麗な顔立ちをしています。歌舞伎の女形という感じかな。
日本では1965年に福岡でツタンカーメン展が開催され、60万人近くの動員数があった様です。その頃は日本でもツタンカーメンフィーバーだったんですね。今回のツタンカーメン展の動員数がどれくらいになるのか、興味があります。このチャンスを逃してはいけない、と他州からもツアーに参加して展示会に訪れている人たちがたくさんいる様ですし。。。もしも日本でも再度展示会が開催される機会があれば、観に行くことをお薦めします。日本で開催されなくても、普段はカイロにあるので、カイロに行くのもお薦めかな。エジプトにも行ってみたくなりました。
そうそう、セザンヌとピサロ展も、とっても良かったです。二人は一時期同じスタジオを共有して絵を描いていたんですね。しかも同じ風景を、見る視点を変えて描いていたりして、その時々の絵が隣り合わせに比べられるように展示されていました。モダニズムの先駆けとして一緒に活躍した二人の作風は酷似しながらも、セザンヌの荒削りなタッチと、ピサロの繊細さが、二人の作品を比べることによって浮き彫りにされていたのが、とっても印象的でした。今まで得た印象とまるで違った顔(絵の顔。顔の絵ではありませんよ。)をしていました。不思議ですね。そして展示されていた風景画は、全てフランス。これまたフランスにも行きたくなっちゃいました。セザンヌとピサロ展は来年ニューヨークに行ってからパリのオルセー美術館(私はルーブルよりオルセーの方が好き♪)で開催される様です。この展示会と一緒にパリに行ってしまおうかな~。